住宅ローンの支払い方【元利均等返済】とは?
さきほどから何度も出てきております。
「元利均等返済」とは
ローンの返済方法の一つで、よく一般的に用いられる返済の仕方です。
簡単に言うと
■元利均等返済とは
・毎月の支払額が定額
・初期は返済額の中で金利が占める割合が多い。
・後半は元金の割合が多くなる。
・毎月の支払額が定額
・初期は返済額の中で金利が占める割合が多い。
・後半は元金の割合が多くなる。

それ以外は「元金均等返済」がありますが、
それはまた別の機会に。
ヨスケ家はマンションを10年前に購入しており、
その際に組んだ住宅ローンが「元利均等返済」でした。
金利については、
固定金利(基本高め)と
変動金利(基本低め、上昇リスクあり)があります。
日本は金利が上がりにくいのではないかと当時考えたため、
ヨスケは変動金利を選択しました。(後悔なし)
高校数学でローン支払い額を式にする。
先ほど述べたように、
元利均等返済のポイントは
①毎月の返済額は一定額
②返済回数は決まっている(35年だったら420回)
③金利はローンを組む時に決める(変動金利は毎年更新)
です。
計算式を導出したいので、
パラメータを整理していきます。
パラメータの一覧と毎月のローン残高
住宅ローンの計算をするために、
計算に必要な変数(パラメータ)を整理して、
支払回数ごとのローン残高を計算してみました。

なんか難しそうに見えますが、
・毎月 r(%)だけの金利が前月の残高にかかる
・毎月 b(円)を支払って、その月のローン残高が決まる
これの繰り返しになっています。
さて、知りたい「毎月の支払額:b円」はどうやって計算されるのでしょうか?
ここからは高校数学です。
本当、どうでもいい方はここまででOKです。
等比級数を使って求める
n回目の支払月のローン残高Xn円の式を見ると
赤字にした部分が、「等比級数」になっていますね!

等比級数の計算なんて、本当10年ぶりにやりましたww
できてよかった。
Snがシグマ記号も取れて、b、r、nで表現されましたね!
さて、もう少しです!


