どうもヨスケです。
本格的に投資を開始して3か月ほど経ちました。
8月に入りよく耳にするのが「夏枯れ相場」や「ボラティリティが高くなる」など、8月は株価が下落しやすいといった内容です。
なぜ下落しやすいのか?
これまで8月が株価下落しやすかった理由と、今後も同じ傾向となるのかを考えてみたいと思います。
今回の内容は投資初心者向けです。いつもそうですがww
・夏枯れ相場はなぜ起こるのか?
・今後も夏枯れ相場は毎年発生するのか?
本記事に特定の金融商品について購入を促す目的はありません。
あくまでヨスケが書籍やネット、統計データから得た情報をもとに考えを整理したものになります。
投資は自己判断・自己責任でお願いします。
株価の上昇/下落はなぜ起こる?
株式の売買で利益を得るためには、安い時に買って、高い時に売ることが必要です。
株価の上昇/下落を見極めて株の売買をするわけですが、なぜ株価は上がったり、下がったりするのでしょうか?
これには投資家が関係しています。
株価の上下は株を買いたい人と売りたい人の数による
投資家が株を買いたいと思うとき、その株を売りたい誰かから買うことになります。
この時、株を買いたい人(口数)が売りたい人(口数)よりも多かった場合は、株価が上がります。
逆に株を売りたい人が株を買いたい人よりも多かった場合は、株価は下がることになります。
株価は、需要と供給量の関係で決定されるわけです。
夏枯れ相場の起こるメカニズム
株価を決めるのは、株を買いたい投資家の数であることはわかりましたが、夏枯れ相場となる理由は何なのでしょうか?
それは、「サマーバケーション」です。
一年中、株式の売買は盛んに行われていますが、夏になると欧米の個人投資家・機関投資家たちはバケーションに入ります。
家族との時間を大事にして休暇を取る投資家が多くなり、株式売買のボリュームが下がります。
株を買う投資家が減る⇒売買ボリュームが下がる⇒株価が下がる
非常に単純な理由で「夏枯れ相場」はこれまで起こっていたそうです。
今後も夏枯れ相場は起こるのか?
8月に突入して、夏枯れ相場が起こるのであれば、キャッシュポジションを取っておいて、株価下落したらスポット買い!なんてことを考えてしまうのですが、今年の8月も夏枯れ相場になるのでしょうか?
ポイントは株式売買ボリューム
夏枯れ相場は8月に個人投資家・機関投資家が夏休みに入るから株式売買ボリュームが下がるからという理由でしたが、今後も8月は売買ボリュームが下がるのでしょうか?
いくつかボリューム上昇の要因について考察してみます。
夏枯れ相場を狙っている投資家
夏枯れ相場が必ずあるなら、それを狙う投資家もいるはずです。夏休みをずらすだけで利益が出るならそうすると考える投資家も少なくないのではないでしょうか?
ただ、サマーバケーションを家族と過ごすことを最優先にしてきた欧米の投資家たちが多くいたことが夏枯れ相場がずっと続いている要因ですので、平時に比べればやはり株式市場にいる投資家の数は減るのでしょう。
自動売買プログラムの登場
昨今では株の売買を24時間自動で行うプログラムを使用する投資家が増えてきています。
株価の変動を全世界の金融・経済ニュースと統計データからAIによって予測し、株価が下がったときに買い、上がったときに売ります。
投資家本人が夏休みを取っていたとしても、24時間年中無休で株式売買を行ってくれるので、全員が自動売買ツールを使用する時代になれば、夏枯れ相場は存在しなくなるのでしょう。
ただ、まだ多くの投資家は自力で株式売買を行っていますし、自動売買ツールのAIも完ぺきではありません。
これまでの夏枯れ相場を学習したAIが、夏の売買を控えたりして。。ww
まとめ
夏枯れ相場は投資家たちの夏休み突入による株式売買のボリューム不足が原因であることがわかりました。
ただ、今後もこの傾向が続くかは不透明です。
投資初心者のヨスケは、
① 変に期待せず、黙々とインデックスファンドで投信積立を続ける
② 夏に暴落を待つというより、常に市場をウォッチして、暴落があったなら許容できるリスクを考慮してスポット買いを判断する
この考え方でいこうと思います。
8月も中旬に差し掛かって、日本もお盆休みに入ります。
夏枯れ相場は今年も起こるのか?株式市場を注視してみたいと思います。
以上、参考になればうれしいです。