どうもヨスケです。
こちらは日々の暮らしに存在する「スキマ時間」を増やす、有効活用することに
チャレンジしてみる実験ブログです。
先回は自動車関連費用の見直しをした件を書きましたが、今回も支出の見直しです。
ヨスケ家の支出の中で、加入している生命保険についてです。長文失礼します。
保険や金融の知識をお持ちの方からすれば、当たり前の内容かもしれませんが、ご容赦ください。また本記事はヨスケが加入した保険の場合であること、これまでヨスケがお金の勉強をして理解した範囲での「一意見」としてとらえていただければと思います。

自動車の維持費についても見直しました!あわせてご覧ください。
この記事でお話ししたいこと
結論:今加入している生命保険を解約したい(と考えている)
①加入している生命保険の中身
②資産運用として見た場合の考察
③生命保険として見た場合の考察
④解約or継続の判断は慎重に
①加入している生命保険の中身
種類:貯蓄型 生命保険(外貨建て)
以下、ヨスケ家が加入している貯蓄型生命保険に加入した当時の商品内容です。
・現在加入3年目。
・掛け捨てではない。年額保険額 約4500米ドル。
・死亡しなかった場合は解約し、払い戻しできる生命保険。
・解約払い戻し金額は積立型の投資信託(外貨建て)の結果を元に算出
★最低利回り保証が3%
★をつけた「最低利回り保証3%」の元本保証が付帯していたことに魅力を感じ、増える貯金のイメージで、当時は加入を決めました。
加入年数と払い戻し金は以下のようなイメージです。

15年間保険金をかけ、終身で15万$の死亡補償が付きます。解約払い戻し金は、加入15年以降は掛け金以上の払い戻し金となりますが、それまでは元本割れ。元気なうちはほっといて、僕が死ねば保険金を受け取ればよいし、老後資金としても使えるしお金が増える。
この程度には理解していましたが…
商品の設計書を見て、これが単利なのか複利なのかも理解していませんでした。
②資産運用として見た場合の考察
掛け金と解約払い戻し金が同じになる15年後から「利回り3%」が複利の場合の線を先ほどのグラフに追加しました↓

計画書の払い戻し金の「年利3%最低保証」は単利計算でした。
ちなみに、3%保証といいながら、0.7%の手数料もしっかり取られて
単利2.3%でした。複利換算でおよそ1%強。
そもそも、投資信託で資産運用した場合は15年以上の長期投資が前提ですが、平均利回り1%はかなり少ない部類です。

ヨスケの結論:投資信託商品としての魅力はない。
・米ドル建ては為替リスクを含んでいる。
・手数料が高すぎる(15年以降は 掛け金×15年×0.7%)
・15年以降に払い戻す際は単利2.3%の利益になるので、ここからさらに2割の所得税徴収!
③生命保険として見た場合の考察
生命保険の補償の目的は、働き手が死亡した場合の「稼ぎの補填」です。一般的に年齢やライフイベントに応じて、必要な金額が変わると言われています。

出産~子供の独立までに多くのお金が必要ですね。
必要な金額は①生命保険②それまでの資産③遺族年金④相方さんの稼ぎ などでまかなうことになります。ヨスケ家はすでに住宅購入済みなので、ローンの心配はないです。
ヨスケの結論:生命保険としての魅力はない。
・ヨスケが今死亡した場合、おおよそ2300~2500万円が不足(※)。そこを①生命保険、④相方さんの稼ぎで賄う必要があります。
・補償額15万$(日本円で1500万円前後。)では不十分と考えます。相方さん、結構働く必要あり… 10年間 月収10万円以上。(※) ②それまでの貯蓄、③遺族年金 を除く
・手数料が高すぎる
掛け金50万円のうち 手数料 約5万円/年 掛け金の10%!!!!!手数料は掛け捨てをしているのと同じです。
・加入している生命保険の手数料より掛捨て保険の金額の方が圧倒的に安い
掛捨ての生命保険の金額例(補償額:2500万円)
・勤め先の団体生命保険… 1200円/月(ヨスケの場合、補償額3000万円)
・掛捨ての生命保険 … 3050円/月(ヨスケの場合、楽天保険)
ヨスケの場合は勤め先の強力な団体保険がお得であることがわかりました。
④解約or継続の判断は慎重に
今となって見直した結果、ヨスケが加入している貯蓄型生命保険は、資産運用としても生命保険としても魅力がない商品であるという結論に至りましたので、生命保険は掛け捨てで必要額のものに入りなおした上で、貯蓄型生命保険を解約→掛け金を積み立てNisaや積立て投資信託へ回したいと考えています。
ただし、懸念(リスク)もあります。
・今解約すると、掛け金からマイナスになる
損失:3年間の掛け金と払い戻し金の差分 約4000$
・投資に回せば元本割れのリスクがある(※長期投資であればほぼリスクなし)
貯蓄型生命保険はぼったくり保険ではありますが、リスクを考慮に入れた上で解約・継続を判断したいと思います。相方さんと相談をしていきます。
結果はまたこのブログで紹介します。
ではではっ
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■今回参考にした資産ツール