【レバナス検証 第3回】資産定率切り崩しでFIRE直後×ITバブル崩壊に挑む!

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FIRE後の出口戦略 「定率切り崩しパターン」

検証の方針について

このシリーズの検証は、レバナス一本でFIREをした後、誰でもあまり複雑なことをせずにレバナスの売却・取り崩し(+副収入)で乗り切ることができる方法を模索することを方針とします。

検証候補の出口戦略

レバナス出口戦略として検証するパターンは以下の通りです。

前回の第2回記事で①の検証をしました。

本シリーズの検証で取り扱う出口戦略
① 「4%ルール」定額切り崩しパターン  ←ーー 第2回記事
② 「4%ルール」定率切り崩しパターン  ←ーー 今回
③ 毎月定率2%・1%切り崩しパターン   ←ーー 今回
④ 一括売却・切り崩しパターン       ←ーー 今回
⑤ ①~④の検証をふまえた出口戦略のシンプル解

今回は「定率切り崩しパターン」の検証です。

②の4%ルールは資産残高の4%を年間で切り崩す方法です。(月0.333%)

③も毎月資産残高の2%, 1%を切り崩します。

④の一括売却についても、一回目で100%切り崩すので、

②~④は同様の検証が可能なため、今回はまとめて検証しました。

 

【重要】検証の目的と前提条件について

検証の目的と注意点

本シリーズの検証は、それぞれのFIRE後の資産切り崩しのパターンにおいて、

資産の寿命を把握し、副収入を含む+αの施策を用いてさらに資産寿命を延ばせるかを把握することを目的とします。

また、それぞれ提唱されている出口戦略はITバブルまでの大暴落を想定した手法ではないものもありますので、悪い結果になったとしても、その出口戦略が悪いわけではないと考えています。

そもそもITバブル崩壊のような大暴落を想定することがナンセンスであるというご意見も十分に理解できますので、その点ご了承ください。

 

ただ、未来は誰にもわかりません。

絶対にITバブル以上の大暴落が来ない保証もありません。

ヨスケはリーマンショックレベルであっても来ないのではないかと思っていますが、、、

 

将来のリスクも理解した上で本シリーズの検証結果を参考情報として扱っていただければ幸いです。

 

検証の前提条件

FIREのタイミング … ITバブル絶頂の2000年/2月

FIRE時の資産   … フルFIRE相当額 1億1000万円

年間生活費     … 350万円(月額29.2万円)

為替による資産変動 … 考慮せず

金融資産課税    … 20.315%として計算

信託報酬      … 考慮せず

アセット切り替え  … 実施せず

再投資       … 実施せず

 

定率切り崩しパターンの検証結果を一挙公開!

定率切り崩しをするメリットは、残り資産の割合で売却するので、資産が永久になくならないことです。

金融資産を売却すると市場の成長に伴った資産上昇が不可能になりますので、

金融資産は保有し続け運用することが重要ですので、

定率切り崩しパターンは理にかなった手法だと考えています。

 

年4%/月2%/月1%定率切り崩しパターンの検証結果

■「4%ルール」の定率切り崩しパターン

年4%定率切り崩しパターンは1億1000万円の資産の4%が年間で350万円の手取り(税引き後)を得ることになります。毎月資産の4/12 =0.333 [%]ずつ崩すようにしました。

■その他 定率2%, 定率1%の切り崩しパターン

こちらも毎月の資産残高に対して2%, 1%の資産を切り崩すようにしました。

生活費よりも余った現金は余剰資金として、不足時に充当するようにしました。

 

資産額推移と毎月の切り崩し額

資産額推移

切り崩し額(税引き後)推移

定率で取り出すルールだと、ITバブル直後に資産額が暴落したことで、取り出せる金額も一気になくなり、ほとんどの期間で毎月に必要な生活費を賄うことができませんでした。

 

これではFIREできていると言えません。

 

余剰資金の推移

それぞれの場合で、切り崩し額と生活費から余った余剰資金の推移をまとめます。

・4%ルールの場合

余剰資金は増えず、レバナス切り崩し以外の収入で生計を立てる必要があります。FIREには程遠い結果です。

年4%ルール(月0.333%)

・月1%定率の場合

約2年間は余剰資金の持ち出しで生活可能。

それ以降は別の収入が必要です。こちらもFIREには乖離があります。

月1%定率

・月2%定率の場合

およそ4年半FIRE状態を保てましたが、こちらもダメでした。

月1%定率

■3パターンの検証からわかること
・ITバブルの暴落が早すぎて、まったく現金を取り出せない
・定率を上げていけば、余剰資金の持ち出しでFIRE期間が延びる
⇒ 仮説:取り出し金額を増やすには一括売却か?

 

一括売却した場合

3パターンの検証から、切り崩し率を上げればFIRE期間が延びたため、一括売却(初回100%)パターンを検証しました。

1億1000万円のレバナスを一括売却すると、税引き後で8765万円が現金となります。

この資金を持ち出して、枯渇しないでいつまで過ごせるのか??

 

結果は以下です。

 

一括売却パターン

ヨスケ的にはこれでも良いです。

2030年代の後半まで(FIREから40年弱)の間、資金が枯渇することがありませんでした。

何のひねりもない、「シンプルに一括売却」ですが、暴落に弱いレバナスの性質上、アリな選択肢です。

 

一括売却のデメリット

一括売却をすると、資産の運用がされませんので、半永久的なキャッシュフローがなくなるため、FIRE達成時期によっては資産の枯渇リスクが伴います

 

今回は検証のルールとして「切り出した現金の再投資を実施せず」としております。それでも40年弱の間資金の枯渇なくFIRE状態をキープできるのであれば、一括売却は検討する価値がありそうですね。

 

もちろん余剰資金を遊ばせるのではなくて、別のアセットへの切り替えや、底値で再投資という方法もありますので、枯渇リスクは極端に少ないと思います。

 

このシリーズがひと段落した際には、レバナスへの再投資パターンや安全資産への組み換えなどを検証してみたいと思います。

 

また、資産切り崩しの際は金融所得課税がかかることもデメリットの一つですが、現金を全く取り出せなくなるリスクを考えると一括売却の方がメリットが高いです。

 

次のページ ⇒ まとめと次回予告

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