下落時の買い場を指をくわえて見ているわけにはいかない。
どうもヨスケです。
最近の米国株市場の下落も
底値を探るような展開を見せています。
正直底値がいつかなんて誰にもわからないです。
ただ、自分のリスク許容度に合わせて
スポット買いは有効に使っていきたいと思っています。
今回は、
基本的にはドルコスト平均法で積立投信をしているヨスケですが
スポット買いを挟んでリターンの増加を狙っているので、
少しスポット買いの効果を検証してみました。
スポット購入の効果はどれほど?
検証の前提条件
想定する株価の動き
今回の検証は、
「株価がピークから下落して再度上昇する状況」における
スポット買いの効果を確認することを目的とします。
投資期間は15年間、8年かけて70%下落。
その後7年かけて元の株価に戻るという、最悪の15年です。
※ 仮想の株価変動です。未来の動きはだれにもわかりません。
ドルコスト平均法によるリターン
まずはドルコスト平均法による一定額積立投資の場合です。

平均取得単価 :5942円
投資総額 :360万円
15年目の資産額 :605万円 (+68.3%)
ドルコスト平均法+スポット買い
次に、本題の「ドルコスト平均法+スポット買い」の検証です。
スポット買いの方法については、
前回の記事で少し触れましたが、
実際にヨスケが行っている手法としました。
大きく下落した(40%以上の下落)ところから、
通常の積立+スポット分で投資額を倍額にする方法です。
スポット分の投資を解除するのは、
ピーク時からの下落幅の半分が戻ったところとしました。
スポット買いの期間:口単価\5,000を下回った6年目から
底値からの半値戻しをした11年目までの6年間
平均取得単価 :5351円
投資総額 :504万円
15年目の資産額 :941万円 (+86.9%)
ヨスケの投資法の考え方
当たり前ですが、株価が再度上昇することが前提ですので、
下がり続けられては何も成り立ちませんが、
そこは米国株に投資する理由のところで
ヨスケは疑いの余地なしと考えておりますので、
心配しておりません。
また、下がっている間は買い続けて、
上がってきたらスポット買いを解消して
元の積立投資に戻すため、底値を狙う必要がありません。
現状の米国株(特にナスダック)は十分に下がっている状況ですので、
うまくハマるのではないかと考えています。
番外編:底値で一括投資
これができれば言うことないですが、
「底値で一括投資」のパターンも検証しました。
平均取得単価 :5000円
投資総額 :500万円
15年目の資産額 :1667万円 (+233.3%)
スポット買いパターンとほぼ同額の500万円の投資としましたが、
3倍超の資産を気付くことができる計算です。
まぁ、「底値がわかれば」ですけどね!
最後に
今回はドルコスト平均法にうまくスポット買いを織り交ぜていけば、
資産形成に大きくプラスになるかも!?
という検証結果となりました。
参考になればうれしいです。
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※この記事は特定の金融商品を勧めるものではありません。あくまでヨスケが調べた範囲の情報提供ですので、最終的に金融商品の購入等の投資実行は自己判断、自己責任で行うようにお願いします。